| 狂犬病ワクチンについて |
現在、海外渡航歴のある2件の発病が認められたことで、困ったことに
ワクチン自体が非常に品薄状態で入手困難となっております。
現在希望者が多く、当院には在庫はないのですが、
予約(住所、電話番号、氏名必要)を受けた場合に発注をかけますので、
年末年始の渡航予定の方はお早めに!
噛まれる前の接種となります。発病の心配はありません。
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狂犬病ってなに? |
狂犬病って、言うからには犬がかかる病気で、人間にはそもそも関係なさそう
ですが・・・実は、哺乳類であればかかる可能性があります。
犬以外は多くは、キツネ、アライグマ、スカンク、オオカミ、コウモリ、猫、リス等
大概は、噛まれることで感染しますが、唾液から感染するので舐められるだけでも
手にササクレがあったりして小さな傷口があったりすれば感染します。
又、直接接触しなくても洞窟に入ったらコウモリの大群が飛んできただけで??
経鼻感染??で感染した例もあるとか・・・
真偽の程はなんとも言えませんが・・・
もしジャングルツアー等に参加する予定があるようでしたら、接種をお勧めいたします。
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国内での狂犬病 |
大正時代まで3000人以上の方が毎年命を落としましたが、1922年に家畜伝染病法、
1950年に狂犬病予防法が制定されてから減少し、国内では1956年が最後の発症と
なっております。1971年にも今回のように海外で噛まれて発症したケースが1件あっ
たようですが、ここに来て2件の発症例は輸入伝染病としては実に35年ぶりと言えます。
我が家にも犬がいますので、その辺の事情通ではあるのですが、
自治体によって多少ずれはありますが、きちんと届出した犬に関しては毎年春に
保健所から通知ハガキが届き、狂犬病ワクチンの接種(飼い主負担)を受けなくては
ならないことに法律上なっております。
ただ、ちょっと心配なのはあくまでも良心的にきちんと届出された場合にのみ、
狂犬病接種ハガキが届く点なのです。
そもそも、届出すらしていないケースもあるので・・・
(届出をしないことは法律違反で罰則があるのですが)
その場合にはたぶん接種も一度もしていないと思います。
うちの犬は一度も外に出したことがないから大丈夫とかが理由のようです。
昨今のペットブームの影の部分ですが、
捨て犬捨て猫が後を絶ちません。かなりの数の命が毎日葬られています。
人間にするワクチンと犬等にするものは、違いますのでご安心を!
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狂犬病の発病について |
狂犬病のウィルスを保有する動物に噛まれたり、舐められたりしてすぐに発病する
訳ではなく、この病気には潜伏期間があります。
潜伏期間というのは、病気に罹っていながらその症状が全く何も出ていない期間
のことを言います。潜伏期間は、10日〜3年とかなり幅があります。
平均すると2ヶ月程度。今回の2件の発症例も約2ヶ月なので合致しますね。
ただ、慣れない土地で言葉で現地で接種してもらおうとしてもスムーズに行かないか
もしれませんし早い場合は10日で症状が出現するので、
帰国してから注射をすれいいや!と考えるのは危険かもしれません。
症状が出現した場合には100%の致死率です。